シュロスバーグは変化をコントロールし、転機を乗り越えるためのリソースとして以下の4つが挙げています。
(1)状況(Situation)
(2)自己(Self)
(3)支援(Support)
(4)戦略(Strategies)
それぞれの頭文字をとって4Sモデルと言われています。以下のブログで詳しく書かれていますので、興味のある方はご参照ください。
https://mpg.rightmanagement.jp/careercafe/career_academy/room10.html
その中でも、当方は(3)の「支援」に注目しており、さらに、先述の通り「人」=支援者に焦点を当ててキャリアインタビューやナラティブヒストリーを伺うケースが多い次第です。
あくまでもキャリアの解釈は当事者の主観で全く問題ないですが、良いキャリアを作れた方や作っている方は、おしなべて支援者に恵まれたケースが多いようです。無論、ここでいう支援者とは上司だけでなく、部下、同僚、取引先、仕入先、勤務先のオーナー、社長、役員までも含みます。あるいは家族、親戚、友人、知人もそうです。
よって、どんなに困難な転機に遭遇している方でも、支援者がゼロという方はほぼいないでしょうから、たいていの転機は乗り越えることができるのではないかというのがこの理論のミソです。それがわからない場合は、キャリアコンサルタントに相談することをお奨めする次第です。