【課題3:家族と仕事を結びつける】
家族がいる場合、これは改めて触れる必要もないかと思います。家族の同意無しに、良い職業選択やキャリア構築ができるはずもありません。
一点、留意すべきは、多くのキャリアの理論の場合、標準的なケースをモデルに分析、実証をしており、これもアメリカ社会の標準的な家庭(既婚者、子供有り)を念頭に置いていることから、単身者が多い日本社会では当てはまらないのではと反論されそうです。
【課題4:多様性と包括性を重んじる】
いわゆるダイバーシティ&インクルージョン(Diversity & Inclusion)です。この言葉が全盛の昨今、これも反論の余地はないでしょう。人口が減少する日本社会においては、外国人との共生は言うまでもありません。
ただ、このダイバーシティ&インクルージョンについて、企業側の取り組みはあちらこちらで散見(小手先のものも多いですが)されますが、働く側のマインドとして「ダイバーシティ&クルージョン」を備えた方のほうが、結果的に良いキャリアとなり、また先述の支援者に恵まれた会社員人生になっているようです。
しかしながら、価値観の違いまでも認めて受け入れるということは、かなり難易度が高いですし、気の合う仲間だけで安生よく過ごすほうが「楽」なのは間違いありません。(当方もそうです。)